『書と文字は面白い』 石川九楊
甲骨文字に始まる 篆書 隷書 草書 楷書という 書体の変遷
中国の書 日本の書 近代の前衛書 など いろいろな書や文字を題材にした コラム集
何が面白かったか というと この人の文体だ
例えば 藤原行成の「白楽天詩巻」の中の 山 という一字を こう語っている
『この文字のすごさは、書線軌道が文字としての求心力を失わずに緊張していて、その力に抗しながら刻一刻と変化する書線過程が、微細に、鮮やかに定着されている点にある。』
おおおっ 凄い
この文章を読んで わたしは 初めて 「おいしんぼ」 を読んだ時 その言い回しに爆笑したときに似た感慨を覚えたのだ
甲骨文字に始まる 篆書 隷書 草書 楷書という 書体の変遷
中国の書 日本の書 近代の前衛書 など いろいろな書や文字を題材にした コラム集
何が面白かったか というと この人の文体だ
例えば 藤原行成の「白楽天詩巻」の中の 山 という一字を こう語っている
『この文字のすごさは、書線軌道が文字としての求心力を失わずに緊張していて、その力に抗しながら刻一刻と変化する書線過程が、微細に、鮮やかに定着されている点にある。』
おおおっ 凄い
この文章を読んで わたしは 初めて 「おいしんぼ」 を読んだ時 その言い回しに爆笑したときに似た感慨を覚えたのだ