サイボーグへの道   

おやじカヤッカー サイヨバ  

音楽

ケイ? カサンドラ?

小林 桂のCDを 初めて聞いたとき カサンドラ・ウイルソン クリソツやん と思ったもんだった

何度か聞いていると だんだん そう思わなくなってはきたんだが 

こうして 映像を見てみると 小林 桂の方は 育ちの良い シチーボーイ といった感じだ
洒落た 大人の音楽として 小粋にジャズを歌う みたいなぁ・・・(コギャル口調で読んでください)

一方 カサンドラの方は アメリカの南部の ディープなところ 大阪で言ったら 新世界とかぁ・・・(コギャル口調で読んでください)
そこに根を生やす ブルースの化身 アフリカとのパイプラインも太い みたいなぁぁ・・・(コギャル口調で読んでください)

ま 勝手に ソのよーに 思っておるわけです(田中角栄のモノマネで 読んでください)

そんなわけで カサンドラの方が 底力がありそう とゆーか 排気量が大きい とゆーか

カサンドラの後で ケイを聴くのは ホルモン焼きを ガッツリ食ったあとで お茶漬けを食うようなもんだ











後ろの パーカッションの黒人 むっちゃ気持ち良さそう

ジョン・ゾーン

この人が どんな音楽を やる人なのか 一言では言えない

ライブに3回行って 1回目が 現代音楽 2回目が ハードコア・パンク
3回目が ジューイッシュ・ジャズ

良く言うと マルチな音楽家
悪く言うと 節操がない

その節操のなさが わたしの嗜好に一致するんだが そんなところで
あんたの音楽センスは最悪 !
なーんて 言われるんだろうなぁ

ジョン・ゾーンは 咆哮具合がラブリーなサックスを吹いるのだが サックス・プレーヤーというのは いくつもある顔のひとつにすぎない


超絶!

超絶 と言えばこの人

Ned Rothenberg



究極のテクを追求する カール・ゴッチのプロレスみたいなソロも良いんだが ファンク・ナンバーを演奏すると 最高

以前 ライブで見たときは 脚の内腿で サックスの朝顔の部分を バッコンバッコンふさいで パーカッシブな音を鳴らしていた

フルート バス・クラリネット 尺八 も吹く 

アウト・トゥー・ランチ

ブルーノート といえば ジャズの名門レーベルで ジャズ評論家の中山康樹の本を読むと ジャズは マイルス・デイビスと ブルーノートのを聴いとれば十分や みたいなことを 書いておった

しかし そんなことを言ったら ビル・エバンスのワルツ・フォー・デビーも コルトレーンの クル・セ・ママ も マル・ウォルドロンの 柳よ泣いておくれ も 聴けないので 困るのである

ま 確かに ブルーノート 1500番台 4000番台を聴いていりゃー 間違いはないのだが ブルーノートの中で どれが一番好きか を 考えてみた

で 浮かんだのが これ

アウト・トゥー・ランチ

20f110a5.jpg


クール というより シュール

エリックドルフィーが残した録音の中でも 異彩を放っている

ブルーノートの中でも 独特だ

ジャズ というジャンルにはめること自体 無理があるような気もする

空間というカンバスに 音を使って 書き綴ったり 切り裂いたり

とはいえ そんな気難しいものでもない

 
たぶん 好き嫌い はっきりと分かれるだろう

心の無い どこがいいのかわからないジャズ 
という 心の無い 何言ってるのか わからん評論家もいる


しかし ジャズという音楽の 謎めいた魅力を 感じさせてくれるのが これだと思う

ティル・ブレナー

チェット・ベイカーの歌は 中性的で 聴いていて おぞぞが走る という人もいるようだが わたしは 好きだ
トランペットも すごく端正な感じで 聴きやすい

ティル・ブレナーは ドイツのトランペッター ということで ドイツのミュージシャン というと どうも 硬質な感じがするのだが この人のCDは クールでありながら どこか スィートでロマンチックで・・・書いているうちに わけがわからんようになったが チェット・ベイカーをカバーしている このCDも なかなかムードがあって 良い

ターン・テーブルも使用していて ちょっと ヒップ・ホップ的な要素もあり 初めてジャズを聴きたい という人にも おすすめ!!

ど真ん中剛速球ジャズ ジョン・コルトレーンやチャーリー・パーカーなんて 最初に聴くと たぶん ジャズに門前払いをくわされたような気がするだろうなぁ 

とはいえ 決して軟弱ではない 
 

『チャッティン・ウィズ・チェット』

f35289c8.jpg
記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

サイヨバ

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ