サイボーグへの道   

おやじカヤッカー サイヨバ  

2010年08月

古里 ザトペック・ツアー 2010夏

八月 最後の休み

川下りへ

平日だというのに おっちゃんばかり(ひとりは 学生さん)5人集合

御嶽の二駅先の 古里から


こり1


水は少ないが 澄み切っていて 冷たい
超暑い日には うってつけの スタート地点


こり2


漕ぐ前に まずは水泳
身一つで エディーキャッチなどをして遊ぶ

oわださんが泳ぎはじめると なぜか oわださん めがけて 石がバラバラと飛んでくる


こり3

さあ 体を冷却したところで 出発っ またんき!!
しかし 暑っ苦しいめんめん・・・あ いや こっちの話

高原を吹き抜ける さわやかな 涼風のような女性と 下ってみたい

こり4

平日だけあって キャンプ場は 静まり返っている 


こり5

危険1

川井のキャンプ場には 体にペイントを入れた おにいさま方がいっぱい
若い頃 腕に覚えがある hそかわさんなどが おやじギャグなど かまして 気を悪くさせないかと ちょっと心配

危険2

壊れた堤防から ピンポイントでブーフをすれば 降りられる というポイント
sずきさんが 切り込み隊長で飛んだら やってみようかな と思ったが
ポテージしたので ぼくも そうしました

危険3

このあたりの釣り師は 陰湿な人が多い
今日は 幸いにして いやらしい人はいなかった
平日って のんびりしているのだろうか

釣れない釣り師ほど 陰険だというが ちゃんと釣れてたのか
 

こり6

はしゃぐ おっちゃんたち


こり7

そこで oわださんに 恐るべきことを 指摘される

『あれ? ライジャケ それ 裏じゃあない?』

ギクッ

最近 静水ばかりやって あまり着ないから
ケイタイをライジャケの内側にはさんでいて 違和感に気づかなかった

いろんな言いわけが 脳裏に錯綜する

ええねん
今日は そーゆー 裏でいきたい気分なんですわ

これでいこう!!

このあと 最大の試練 ロングポーテージ が待ち受けているので 川でしっかり 体を冷やしておく

こり8

学生さんの oぬきさんと 守護霊


こり9

ここは しっかり 水浴びとかな あかんね
そして


ポ2

かつぐ 歩く


ポ3

歩く歩く Gメン2010 熱き心を パドルにこめて・・・
しかし 暑いねえ


ポ1

ま ま まだかいなぁぁぁ



ポ4

ま ま ま ま まだかいなぁぁぁぁ

この時点で ひとり脱落・・・・うっそ


川下り 第二部 放水口から・・・に つづく

八月の濡れた砂

八月が終わると あ~ 夏が終わってしまう と思い 

『八月の濡れた砂』

という映画を 思い出してしまう

痛いような焦燥感が ズキズキと身を苛む

ストーリーはほとんど覚えていないが 主題曲が 耳の奥で リフレインするのだ 





そんなわけで 残り少ない夏を ちょっとでも楽しもうと 早めに川へ


花と超


道端で 紅色の綺麗な蝶が これまた 同じような綺麗な花にとまるのを見て 思わず 写真に撮る

羽を開いた瞬間が撮れなくて 残念

スターンカット
カート
ミニラ
トリッキ

スターンカットを 太極拳みたいな感じで できたらなぁ と 思っている

やがて トリッキー祭りがはじまり 誰かが トリッキーをやると ウーッウーッ と 奇声を発するのである

全身黒タイツで ショッカーの怪人ぽくやるのが 流行ったりして

おれはやらないよ

だって おれ ショッカーなんて 知らないもん

ニンゲンモドキなら知ってるけど

早朝 カヤック

朝練習をするつもりでは いたのだが まだ薄暗い4時頃に目が覚め それから 5時頃まで眠れなくて 

じゃあ 行っとくか

といったノリで うちを出る

神代橋のすこし先の道路には 見知らぬ 白い車が停まっていて 中から 長い望遠レンズをつけたカメラを持った 若いにいちゃんが 降りてきた
見覚えのある身体つきやなぁ と思ったら なんと coyo ではないか

なんで こんなに早いの? と お互いに怪しむ

なんでも coyo は アイドルに カヤックの漕ぎ方を教える という撮影を しにいくんだそうだ
テレビ関係か 雑誌関係かは 聞いていない

白い車は 代車だそうだ

で この時に確認した時間が 5時45分

早~い

日の出時間は 5時9分なので 太陽はすでに出ているはずだが 山あいの渓谷なので まだ 山の陰に隠れている

さすがに 空気が ひんやりしている

朝かわ
 

6時から7時まで漕ぐ

スターンカット
カート
ミニラ
トリッキ


こも

帰る頃 ようやく 山の向こうから 太陽が 暑っくるしい顔を のぞかせよる
追い打ちをかけるように セミが鳴く

今日も暑い一日に なるだろう

泥の河

朝 さわやかな日差しを浴びて

せみの鳴き声が 暑い一日を予感させる

でも 

ぼくには 川がある

玉が浮き出てくるように 噴き出る汗も 

冷たく澄んだ 川の水に 身を沈めれば

途端に ひやっとした さらっとした感触に 満たされることだろう

夏の朝

清涼な 川の水面で 時を過ごす

この 豊かさ 幸福感

車で 20分

期待に 大胸筋をはずませて

今から 心地よい時を過ごす 

澄み切った水面に 目を落とす


ドロ


げっっ

なんじゃなんじゃ

澄み切った水面のはずが・・・

茶色いやないかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


そんなわけで 今朝は 泥の河で 漕いだのであった

ま しかし 漕ぎはじめたら 透明やろが 茶色やろが 一緒ですわ

ロールも練習したし いつもと変わらず 約1時間


スターンカット
カート
ミニラ
トリッキ

川が茶色かったのには いくつか 説がある

1. 上流で かけ崩れがあり 土砂が入った
2. 本来なら ダムの底から 台風 豪雨などの 恒例のイベントのどさくさに 流す予定が 今年はイベントが なかなかないので 業を煮やして ダム担当者が ダムの底のドロ水を 流した
3. 川の神様が 上流で ハイパーループを しなさった


『エヴァンスを聴け!』 読書 37

『エヴァンスを聴け!』   中山康樹

ジャズ・ピアニスト ビル・エヴァンスのアルバム173+ボックスセット8 に検証を加えた本

というと 単なる アルバム解説本 みたいだが この方法論は 実は 生涯 いくつかの記録を残したミュージシャンの伝記としては もっとも有効なのではないか

しかも 中山康樹の分析 実に深い 
ビル・エヴァンスの人間性をもあぶりだす 藝術の域に達しているではないか

ビル・エヴァンスというと 『リリカルで繊細』

女性に薦めても まず 間違いはない

ゆえに 女性的なピアニスト

という 印象を与えられてしまい 若いころ ジャズは格闘技だ という思想にかぶれていた わたしは 常日頃 

ビル・エヴァンス? フフフフフゥ~ン 興味ないね 

と思っていた

そのくせ 当時つきあっていたサイヨメに 

『ビル・エヴァンスなんか ジャズの中では リリカルで繊細だし 聴きやすいんとちゃう?』

とかゆーて ワルツ・フォー・デビーを聴かせておったのだ

本音では アート・アンサンブル・オブ・シカゴを 聴かせたかったんだが それをやっちゃあ おしまいだね

しかし ジャズ・ピアニストの中島久恵さんも

『ビル・エヴァンスとショパンは 嵐もものともせず立ち向かう 男の中の男!!!』

言っておられたのだが わたしも アルバム『Explorations』を聴いたとき リリカルで繊細なだけではない 何か を感じたのだった

収録曲の イスラエル や ナーディスの カッチョイイ メロディーのせいでもあるのか知らんが 甘さ センチメンタリズム などとは無縁の 硬質なテンション

この5ヶ月後 25歳の若さで他界する スコット・ラファロのベースも すごい

なにはともあれ

『エヴァンスを聴け!』は 評価の高い この『Explorations』を含む リバーサイド時代の4部作 だけじゃなくエヴァンスの生涯を聴け!と 主張している

そんなわけで 車の中には いつでも エヴァンスが聴けるように テープをセットしているし CDも ブックオフ 半額セールを利用して 3枚ほど購入

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