『チンギス・ハーンの一族』 1~4巻 陳瞬臣
中国歴代王朝のひとつ『元』は モンゴル帝国の一部にすぎなかった
チンギス・ハーンの後継者たちの征服は 実に ヨーロッパにまで達していた
世界史は 遊牧民族の侵略により始まる というのは 至言だと思う
おやじカヤッカー サイヨバ
『チンギス・ハーンの一族』 1~4巻 陳瞬臣
中国歴代王朝のひとつ『元』は モンゴル帝国の一部にすぎなかった
チンギス・ハーンの後継者たちの征服は 実に ヨーロッパにまで達していた
世界史は 遊牧民族の侵略により始まる というのは 至言だと思う
『斗宿星』 塚本青史
最近 少し気になる作家
ミステリーっぽい手法を使うが それが 物語に独特の陰影を与えていて 悪くない
何よりも 主人公周辺の物語が進行しつつ さまざまな 同時期の他国の社会状況 政治状況などが 一見 関わりのない雑多な情報のように 提示されつつ それが次第に 主人公と関わりのある事項として集約されていくところが おもしろい
春秋期の物語
斉は 周王朝 発足の功臣 太公望呂尚が建てた国だ
田氏は 太公望以来の斉侯である姜氏に 取って替わるのだが この本の主人公である 田乞 田常の親子が その礎を築いたといえる
同時進行で この時期 各国を転々としていた 孔子の一派のことが 語られ また 呉が 越に滅ぼされる
戦国期には 7国に集約される前の 大国 小国入り乱れての サバイバル・ゲームが 展開される
サイヨバ