『絵画で読む聖書』 中丸 明
わたしは カトリック系の幼稚園に通い 敬虔なキリスト教の信者でした
洗礼名は ドミニコ と申します
今 考えたのですが・・・
そんなある日 わたしは 幼稚園から 新約聖書を授かったのでした
さすがに 字をあまり知らなかった幼稚園の時には 読もうとは思わなかったのですが 小学校のとき ふと この新約聖書なるものを 熟読してみよう と 思い立ったのでした
そして 読みはじめて ものの数ページで 静かに 本を閉じて 外に遊びに行きました
以来 この本が 再び わたしにかえり見られることはありませんでした アーメン
覚えているのは
ドンドンの子はドンドコ ドンドコ ドコドンドンを産めり ドコドンドン ドカシャバ ドンドカドン を産み・・・
あ これは 筒井康隆のバブリング創世記
ま 似たようなものだ
そんなわけで キリスト教とは いっさい 手をきったのだが 聖書には 多少興味を持っていた
なんせ 映画『十戒』を 映画館で二回観たからね
で この本に出会ったのであった
旧約聖書・新約聖書 の内容に どっぷり拘泥するでなく 成立のいきさつやら それをとりまく 考古学的な内容までを わかりやすく解説してある
たとえば 旧約聖書の元ネタがあった とか 中でも モーセの十戒の元ネタは 目には目をで有名な ハムラビ法典 とか イエスが生まれたのは 紀元前6年である とか キリスト教が広がったのは 割礼をしなくても 信者として認めたからだ とか たまらん雑学知識が満載だ
そして 聖書に登場する さまざまな出来事を題材にする 宗教画を 同時に紹介
題名からすると こっちがメインだが・・・
さらに 神たまん 聖人 庶民にいたるまで なぜか 名古屋弁でにゃーにゃーしゃべっとるでかんわ
職場に キリシタンがいて クリスマスの日に とうほぐべんで 聖書を読む というイベントに参加した と聞いた
なんでも イエスの生まれたのは田舎だから かなりの方言でしゃべっていたんではないか と言う
しかし とーほぐは ありえんっぺ
とーほぐは 寒かところじゃて
口を大きく開くと 寒くてしゃべれん
エルサレムは そんな所では ないだろう
じゃあ にゃーごやでいいんなも?
関西弁じゃあかんか?
関西弁やと みんな任侠関係者か なにわあきんどになって ぼちぼちですわ とか さっぱりわやや とか われの鼻の穴から指つっこんで 奥歯ガタガタゆわせたろか とか 言うと 都合が悪いんか?
何かと 考えさせられる一冊である
わたしは カトリック系の幼稚園に通い 敬虔なキリスト教の信者でした
洗礼名は ドミニコ と申します
今 考えたのですが・・・
そんなある日 わたしは 幼稚園から 新約聖書を授かったのでした
さすがに 字をあまり知らなかった幼稚園の時には 読もうとは思わなかったのですが 小学校のとき ふと この新約聖書なるものを 熟読してみよう と 思い立ったのでした
そして 読みはじめて ものの数ページで 静かに 本を閉じて 外に遊びに行きました
以来 この本が 再び わたしにかえり見られることはありませんでした アーメン
覚えているのは
ドンドンの子はドンドコ ドンドコ ドコドンドンを産めり ドコドンドン ドカシャバ ドンドカドン を産み・・・
あ これは 筒井康隆のバブリング創世記
ま 似たようなものだ
そんなわけで キリスト教とは いっさい 手をきったのだが 聖書には 多少興味を持っていた
なんせ 映画『十戒』を 映画館で二回観たからね
で この本に出会ったのであった
旧約聖書・新約聖書 の内容に どっぷり拘泥するでなく 成立のいきさつやら それをとりまく 考古学的な内容までを わかりやすく解説してある
たとえば 旧約聖書の元ネタがあった とか 中でも モーセの十戒の元ネタは 目には目をで有名な ハムラビ法典 とか イエスが生まれたのは 紀元前6年である とか キリスト教が広がったのは 割礼をしなくても 信者として認めたからだ とか たまらん雑学知識が満載だ
そして 聖書に登場する さまざまな出来事を題材にする 宗教画を 同時に紹介
題名からすると こっちがメインだが・・・
さらに 神たまん 聖人 庶民にいたるまで なぜか 名古屋弁でにゃーにゃーしゃべっとるでかんわ
職場に キリシタンがいて クリスマスの日に とうほぐべんで 聖書を読む というイベントに参加した と聞いた
なんでも イエスの生まれたのは田舎だから かなりの方言でしゃべっていたんではないか と言う
しかし とーほぐは ありえんっぺ
とーほぐは 寒かところじゃて
口を大きく開くと 寒くてしゃべれん
エルサレムは そんな所では ないだろう
じゃあ にゃーごやでいいんなも?
関西弁じゃあかんか?
関西弁やと みんな任侠関係者か なにわあきんどになって ぼちぼちですわ とか さっぱりわやや とか われの鼻の穴から指つっこんで 奥歯ガタガタゆわせたろか とか 言うと 都合が悪いんか?
何かと 考えさせられる一冊である