中学生の頃だから、かれこれ、23年ほど前のことだ。←うそつけー
3年12組では、あでゅう という、たあいの無い遊びが流行っていた。
教室の隅で、2~3人でたむろっているとする。
そのうちのひとりが、他のやつの胸を押しながら
あでゅう
と言う。
この瞬間、ゲームは始まる。
負けじと、
あでゅう
と言いつつ、押し返すと、それを聞きつけて、周りにいる連中が加わり、ひとりを壁に
あでゅう あでゅう
と唱えながら、圧しつける。
あほな中学生のやることだ。遠慮もなければ、加減も知らない。
圧しつけられるのは、決まって、クラスの、いじめられっこ、、というと、そうではない。
今まで圧しつけていた奴が、抑えつけられていたり、その逆だったり、と、油断も隙も、あったものではない。
壁に圧しつけられるくらいなら、まだ良いが、窓際のスチールのてすりに圧しつけられた時は、息が止まって、骨がへし折れるか、と思った。
へたをすると、死亡事故につながりかねない、デンジョラスな日々を送っていたわけだが、このゲームのキモは、加害者、被害者が、目まぐるしく変わり、今まで攻めていたのに、次の瞬間もう、死にそうになっている状況が、頻繁におこる、というところにある。
良い子は、まねすんな!
そんな、あでゅうな状況が、国家規模で起こっていた時代、それが、中国の戦国時代だ。
大国 秦、斉を中心に、魏、韓、宋、燕、楚、趙、と、くっつくわ、離れるわ、裏切るわ、攻めるわ、むちゃくちゃである。
『春秋戦国激闘史』は、そんな猫の目のようにめまぐるしく変化する歴史を、要領よくまとめて、あきさせない。
そして、今朝、停電の電車の中で、一時間以上、缶詰になっている間に、この書物の中の歴史は、増水して、ホールの巣になった、多摩川の沢井ー軍畑 間の、水流のように、暴れまくっていたのだった。
あと、一分もしない間に、国立駅に着く、わずか、150メートルほど手前での、突然の停車だった。
国分寺で、変電所が火事だ、ということだ。
変電所の火災と、電車の停電との因果関係が、よくわからなかった。
朝出勤の何人かにメールして、上司に連絡して、業務の対処をした。
まわりで、会社に、連絡を取り始める。
やはり、中央線で出勤する者にとって、携帯は、必需品だ。
営業関係、学校関係、、、いろいろいて、面白い。
わたしなんかは、
『ボイラーのつけかた、わかります?』
なので、この人、何の仕事? という感じなんだろうなあ
近くにいた、若い奴は、どうやら、女に電話しているみたいで、また、遅刻しちゃうよ、、、などと、ほざいていた。
こんな時は、仕方が無いと思うんだが、普段から遅刻しているので、またか、と思われてしまうんだろう。あほめ。
ま
有事における、様々な人間模様が、あるわけである。
しまいに、先頭車両から、脱出して、徒歩で国立の駅まで、行くことになった。
こどもの頃の、国鉄や阪急のストの日以来だ。
線路を歩くのは・・・・
そんなわけで、難民のように、ぞろぞろと、線路の側道を、歩く、蟻の列の一員となったのだ。
そして、駅のホームから、そんな様子を、携帯の写メで、撮影していた奴の顔は、本当にうれしそうだった。
3年12組では、あでゅう という、たあいの無い遊びが流行っていた。
教室の隅で、2~3人でたむろっているとする。
そのうちのひとりが、他のやつの胸を押しながら
あでゅう
と言う。
この瞬間、ゲームは始まる。
負けじと、
あでゅう
と言いつつ、押し返すと、それを聞きつけて、周りにいる連中が加わり、ひとりを壁に
あでゅう あでゅう
と唱えながら、圧しつける。
あほな中学生のやることだ。遠慮もなければ、加減も知らない。
圧しつけられるのは、決まって、クラスの、いじめられっこ、、というと、そうではない。
今まで圧しつけていた奴が、抑えつけられていたり、その逆だったり、と、油断も隙も、あったものではない。
壁に圧しつけられるくらいなら、まだ良いが、窓際のスチールのてすりに圧しつけられた時は、息が止まって、骨がへし折れるか、と思った。
へたをすると、死亡事故につながりかねない、デンジョラスな日々を送っていたわけだが、このゲームのキモは、加害者、被害者が、目まぐるしく変わり、今まで攻めていたのに、次の瞬間もう、死にそうになっている状況が、頻繁におこる、というところにある。
良い子は、まねすんな!
そんな、あでゅうな状況が、国家規模で起こっていた時代、それが、中国の戦国時代だ。
大国 秦、斉を中心に、魏、韓、宋、燕、楚、趙、と、くっつくわ、離れるわ、裏切るわ、攻めるわ、むちゃくちゃである。
『春秋戦国激闘史』は、そんな猫の目のようにめまぐるしく変化する歴史を、要領よくまとめて、あきさせない。
そして、今朝、停電の電車の中で、一時間以上、缶詰になっている間に、この書物の中の歴史は、増水して、ホールの巣になった、多摩川の沢井ー軍畑 間の、水流のように、暴れまくっていたのだった。
あと、一分もしない間に、国立駅に着く、わずか、150メートルほど手前での、突然の停車だった。
国分寺で、変電所が火事だ、ということだ。
変電所の火災と、電車の停電との因果関係が、よくわからなかった。
朝出勤の何人かにメールして、上司に連絡して、業務の対処をした。
まわりで、会社に、連絡を取り始める。
やはり、中央線で出勤する者にとって、携帯は、必需品だ。
営業関係、学校関係、、、いろいろいて、面白い。
わたしなんかは、
『ボイラーのつけかた、わかります?』
なので、この人、何の仕事? という感じなんだろうなあ
近くにいた、若い奴は、どうやら、女に電話しているみたいで、また、遅刻しちゃうよ、、、などと、ほざいていた。
こんな時は、仕方が無いと思うんだが、普段から遅刻しているので、またか、と思われてしまうんだろう。あほめ。
ま
有事における、様々な人間模様が、あるわけである。
しまいに、先頭車両から、脱出して、徒歩で国立の駅まで、行くことになった。
こどもの頃の、国鉄や阪急のストの日以来だ。
線路を歩くのは・・・・
そんなわけで、難民のように、ぞろぞろと、線路の側道を、歩く、蟻の列の一員となったのだ。
そして、駅のホームから、そんな様子を、携帯の写メで、撮影していた奴の顔は、本当にうれしそうだった。