サイボーグへの道   

おやじカヤッカー サイヨバ  

2008年01月

Happy birthday to me

停電の夜、暗闇の中で、みなが狼狽している。

「誰か、ろうそくをもってきて・・・」

という声

やっとの思いで、ろうそくに、火がともる。

そこに、

Happy birthday to you

と、歌いながら、植木等が登場

「さあ、一息で、火を消してください」

の声に、思わず、ろうそくの火を吹き消す、ザ・ピーナッツ

暗闇の中で、植木等が言う

お呼びでない
これまた 失礼


小林信彦のエッセイを読んでいると、昔のテレビ番組『シャボン玉ホリデー』の中の、お呼びギャグのコーナーの話が、出てきた。

子供の頃、銭湯から帰って、テレビをつけると『シャボン玉ホリデー』をやっていた。

小学二年だったある日、家族で銭湯に行く途中で、同級生の、かしたにくんとむさしくんに出会った。
今から、中野公園に、遊びに行くらしい。
一緒に遊ぶか? と誘われたので、銭湯に行くのをやめて、遊ぶことにした。

まず、小学校の隣にある、せいわどう、という文具店に行った。
ここは、店をやっているババアが、いけずだということで、有名だった。

実際は、どうかは知らない。
どんないけずをされた、という噂が、こどもの間に、飛び交っていたが、わたしは、直接被害に遭ったわけではない。

この店で、かしたにくんとむさしくんは、発砲スチロールの組み立て式の飛行機を買った。
あいにく、ふたつしかなかったので、わたしは、仕方なく、糸をひっぱると、プロペラが飛んでいく、ヘリコプターを買った。

中野公園で、三人で、これらを飛ばして遊んでいたのだが、わたしが、夢中になって、プロペラを追っていると、いきなり、頭に何か凄い衝撃を受けて、目の前が真っ暗になった。

上級生が、振っていたバットが、額に当たったのだ。

一瞬、何が起きたか、わからなかったが、おでこに手を当てて、見ると、手にべったりと、血がついていた。

それを見て、別に痛いとは思わなかったが、びっくりして、号泣した。

その時の傷は、まだ、ひたいに残っている。

このとき、飛行機で遊んだ、かしたにくんは、後に、御巣鷹山に墜落した飛行機に乗って、命を落とした。

今日、(といっても、もう、日付が変わってしまったが) 自分の誕生日。

同じ時期に産まれても、早々と、誕生日が、更新できなくなった人もいる。

この年まで、生き延びられたことに、感謝・・・・






天国と地獄

クレタ人は言った
すべてのクレタ人は うそつきだ
このクレタ人は 正直者か うそつきか


論理学で有名な命題の話を、高校生の息子にすると

同じ姿の天使と悪魔がいて、天使は本当のことを言い、悪魔はウソしか言わない
一度だけ、質問して、天使か悪魔かを、見破るには、どうすれば良いか。正解すれば、天国に行けて、間違えれば、地獄に堕ちる。というネタがある。

という、話をし始めたので、天国と地獄の話になった。

父  「地獄もかなわんけど、天国も、退屈で、しかたないやろうな」

息子 「一応、その人にあったのが、用意してあるんやろ」

父  「なるほど。人によっては、地獄も天国やったりしてな。この針の山の痛さがたまらん。ぅぅぅとか・・・」

息子 「おれは、ゆずだらけの風呂が、地獄や」

父  「でも、おしゃかさんがいて、蓮の花が、ぽん、と開く天国の池で、わしは、カヤック持ち込んで、カートするで」

息子 「賽の河原で、石でも積んどったら、ええやん」

父  「ええなあ。三途の川にホール造って、永遠にカヌー。究極の天国やんか」

息子 「結局、それかい怒り

忘れてしまう

世の中には、抜群の記憶力を持った人がいる。
南方熊楠なども、そのひとりである。

そして、その対極にいるのが・・・おれや困った

知能指数 70弱

ぼ・ぼ・ぼく、カヌー、すきれす

なわけで、本を読んでも、その内容は、片っ端から忘れてしまう。
逆に、その方が良い場合もある。

以前読んだ本でも、新鮮だからだ。

『コラムは誘う』 小林信彦

を読み返しているが、あまり、記憶がない。(だから、楽しめる)

「なんじゃとて」とか「ゆうてみてみい」とかゆー言葉が、ダイマル・ラケットの流行語だと、初めて知った。

昔から、関西で流通する、普通の言葉だと、思っとったわ

しかし、片っ端から忘れても、何かが、沈殿して、堆積しており、時々、それが浮上してくれば良い、と思っている。

そーいえば、同じようなことを、中島らも も書いていたっけかなあ。
刷り込みとか、あったりして・・・

ま、それも、忘れてしまったことなんで・・・

病み上がり 静水練習

抜けたつもりでも、この寒さに、また、ぶりかえしそうな予感の風邪・・
軽く、定番メニューをこなして、さっさと帰ろう、と思う。

ところが、今日は、いつになく、スーパークリーン・左 の調子が、悪い。
元々、一番の課題ではあるのだが、6回転ほどで、止まってしまうので、こまっちゃうハート割れ

そんなわけで、トリッキーは、お休みして、スーパークリーン・左 の練習を、少しやった。

お地蔵さまですら、左スパクリには、てこずっておられるそうなので、仕方がないかなぁ困った

そのあと、フロントのバウステからスクリュー
一度、ループまでつなげてみたが、こっちは、まだ、未熟・・・

そんなわけで、さっさと終わらせるつもりが、後半、ちょっと、熱くなってしまった。

久しぶりのカヤッキン



ウィズ・ネイチャーのHPの扉が、

『ポール・クィーン』こと、おが○さんキラキラ

の動画で、飾られているでは、あーりませんか・・・

世の中に、この人ほど、幸せそうに、ポール練習をやる人は、いないでしょう。

わたしも、これを見習って、

『しあわせカートホィール』ドキドキ大

を極めたいものです。

さて、かれこれ、十数年前、わたしも、人の親
デズニーランドに、家族で、出かけたことがありました。

そのときに、エレクトリック・パレードで、ひとり、他の人たちよりも、いささか、とうがたって見える男性が、満面笑顔で、踊っていました。
それを見て

ほら、あの人・・・家族に内緒で、ああやって、踊ってんねんで。
夜、遅く、くたびれて帰って、コートを脱いで、口にする言葉は『風呂』
眠っている娘の横にある、ミッキーのパズルを一べつして、

『こないだ、買ってやった、アンパンマンのパズルは、もう、完成したんか?』

などと、妻に言うねん。
デズニーは、見たくも無いってわけ

パレードのときの笑顔は、そこにはないで・・・
会社いくふりして、うちをでて、昼は、事務関係の仕事と、リハーサル。
パレードの準備をして、楽屋から一歩踏み出したら、あの笑顔や

たいへんやなあ・・・あの人


と、想像をふくらます、わたし。

エエ加減で、やめとき!!

と、あきれる、サイヨメ

カートをしながら、笑顔を絶やさない。
そんな、「しあわせカヤッキング」の境地まで、昇華できるだろうか。






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