サイボーグへの道   

おやじカヤッカー サイヨバ  

2007年08月

焼け方

中二日で、仕事にいくと、同僚のサーファーが、こってりと、赤く日焼けしていた。
もちろん、わたしも、焼けている。
彼は海
わたしは川だ。

どうも、海の焼け方は、荒々しい、というか、品がない、というか・・・・。

わたしの焼け方が、鮎の塩焼きだとすると、
彼の焼け方は、ぶりのかぶと焼き、という感じだ。

ブルー・ヘルメット

頭の中では、デビット・リンチ監督の、映画の主題歌が、甘く、美しく、鳴り響いている。

音符ブゥゥゥル、、ヘルメッッッット・・・譜面

おが○さんが、パール・ホワイトの、新しいヘルメットを買ったので、

『ぼくが、古いやつを、もらってあげますよ』

と、言うと、

『え、いいんですか』

と言うので、

『ぼくが、みっちりと、かわいがってあげますよ。にゃんにゃん猫

という、わけのわからない展開になって、結果、超お買い得価格、なんと、三万五千円で←うそつけー譲ってもらったのだ。

いやあ
日頃から、善い行いは、やっておくものである。

やはり、ゴミの分別は、ちゃんとやったり、人様の家のピンポンを鳴らして逃げる、なんてことを、やらないように気をつけたり・・・・

sweet のヘルメットとの最初の出会いは、御岳で行われた、エリック・ジャクソンのクリニックの時に、さかのぼる。

エリックの頭にのっていたのが、sweet のヘルメットだった。

その時に、わたしは、一目ぼれドキドキ大したのだった。
エリックに、ではない。ヘルメットに、だ。
ベース・ボールのヘルメットを連想させるその形状は、なぜか、ジョー・ディマジオ、という名前を想起させた。
理由は、特にない。
とにかく、それまでにない、画期的なデザインだった。

ところが、同じ思いを、持っていた人も、多かったらしく、あっという間に、みんな、このメットをかぶるようになった。

こんなに、みんなが持ってるんだったら、そのうち、中古で安く出回ってくれないかなぁぁ落ち込みと思いつつ、図らずも、横に、バリの猿のステッカーを貼ったメットを、かぶっていた。
しかし、人気のメットである。
なかなか安くで、出回らない。
しかも、不幸なことに、これを超えるデザインのメットが、登場しない。

悶々としていた矢先に、おが○さんとの、冒頭のやりとりとなったのだ。

問題がある。
sweet のメットが欲しくても、かぶらない人間には、二種類ある。

ひとつは、金がなくて、買えない。
もうひとつは、頭がでかくて、かぶれない。

前者は、クリアしたものの、後者は?

しかも、おが○さんの頭は、小さい。
片手でつかんで、持ち上げられるほどだ。

これは、現物を見せてもらって、なんとかなりそうだ、いや、なんとかしたるでぇぇぇ。

中のフォーム材を、削る削る削る・・・。

頭から、顔から、削りかすだらけになりながら、やっと、自分のサイズまで削る。ついでに、今日は、散髪に行ったぜぃ。

カーボン・ベースの文様を残しながら、アカプルコ(行ったことないけど)の青空のような、吸い込まれそうなブルー。
ベルヴェットのような光沢があり、思わず、歌ってしまう。

音符ブゥゥゥル、、ベルヴェッッッッットゥ・・・譜面

かぶってみると、頭全体を包み込むような安心感があり、つばが、ロールをするとき、邪魔、という評判も、全然気にならなかった。
このつばは、水をかぶるときに、水差しの口のような役割を果たし、便利だ。

ひとつだけ、難点をあげると、周りがみんな、このメットをかぶっているので、

意外性がない、

ということだ。

だが、意外性を求めるのだったら、おれ、メットのてっぺんに、ダースベーダのフィギュアを、くっつけておくぜ。



ナイクラ 8/11 2007

これを書くと、また、蹴りを入れられそうだしなあ。

うーん、でも・・・・。

夜のウィズ・ネイチャーのタープの下。
アウトドア用のガス灯の明かりに、惑星がふたつ、浮かびあがった。

惑星の名前は、ひとつがアーリー
もうひとつが、ジーゾ

角度を変えて、アーリーとジーゾを眺めてみると、神々しい感じすら、してくる。

この場合のBGMは、ワーグナーの『ツァラトゥストラはかく語りき』であっても、決して、仰々しくはならない。

日中の暑さに、早く、川に逃げたい、と、そればかりを考えていた。
夜の川は、気持ちが良い。

惑星アーリーが、こんな話をした。

夜、ラフティングをやっている時に、
「ひとり、いなくなっていると、怖いよね」
と、冗談でいうと、別のやつが、こう言った。
「ひとり、多くなってると、もっと怖いよね」

確かに怖い困った

最初に乗った時は四人。
それが、いつのまにか、五人いる。

最初に乗ったメンバーの顔ぶれを、ひとりひとり、思い出してみる。
みんな、個性的な奴らなので、乗った時の状況は、鮮明に思い出せる。

確かに、みんな、最初からいた。
ということは、ひとり多いのは・・・・

おれや汗

そう気づいたとたん、おれは、川に飛び込んでいた。


そんな、ネタを考えながら、夜、対岸のエディーで、練習していた。

ばちゃっ、という水音がした。
さかながはねる音より、もっと大きな音だ。

誰かが、上流のエディーから、おれを驚かすために、水死体みたいに、浮いて流れるつもりだったりして・・・・。
顔を、水面から半分だけ出して、水中から、ライトで照らしたりして・・・。

そんなことを、誰かにやったら、怖がるだろうなぁ
誰か、ナイトクラブ、やんないかなあ。

でも、そんなこと、やられると、怖いなあ。

何が怖いって、本当に、そんなことをやる奴の性格が、怖いよね。

でも、
本気で、そんなこと、やろうかな・・・って考えている自分は、もっと怖いよね。


モークラ

暑い

タイマーをセットして、クーラーをかけて、寝ると、クーラーが止まって、あまりの暑さに、目を醒ます。
それを、何セットか、繰り返して、熱帯夜を乗り切る。

朝から暑いので、7時半には、起きて、川に行く。

サーフ・パンツのひもが切れた。
よ、よからぬことが・・・・
なんてことは、気にしない。

ちょうど、ウェットのパンツがあったので、それをはいた。
ウェットだと、ちょっと暑い。

上半身は、はだかだ。

対岸のエディーは、まだ、日が当たらない。
最近、腹が出てきたので、日焼けして、スリムに見せたい、という、姑息な理由から、上流のエディーに行く。

わたしが、漕ぎ場所をチョイスする場合、こんな、くだらない理由であることが多い。

トリッキーを中心に練習
左のブレイスで、パドルのおさえが、うまくいっていないことが判明。

修正の目鼻がついた。

ひとしきり、練習をして、対岸のエディーに、下ると、こば○しパパがいた。

太陽の下で、今から練習。

いいなあ。ずるいなあ。

わたしは、うちで、2時間ほど、仮眠して、出勤だ。

暑い部屋で眠れるように、川に入って、しばらく身体を冷やす。

朝、始める頃に、そっと微笑んでいた太陽が、高笑いしようとしている。

今日も、暑くなりそうだ。

ナイクラ 8/8 2007

都会は、熱帯夜
こんな夜の、ナイトクラブは、気持ちが良い

そういえば、足利の市民プールが、昔、ナイターで営業していたことがあったけど、まだ、やっているんだろうか。

あれも、なかなか、気持ちが良かったが、なにぶん、水がぬるい。

それに比べると、川の水は、冷たいので、さわやかな気分になる。

ブヨもいないし、日焼けもしないし・・・・

だのに、なぜ、他に誰も、こんな気持ちが良いことを、やらないんだろか。

しあわせを、ひとりじめしているようで・・・・こわい困った
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