サイボーグへの道   

おやじカヤッカー サイヨバ  

2007年08月

ナイクラ 8/29 2007

久しぶりに、雨の一日。
涼しい。

とは言え、帰りの電車で、爆睡していたら、汗だくになった。
人は、一晩に、コップ一杯分の汗をかくらしいが、わたしは、30分で、そのぐらいの汗をかく自信がある。

ほんまやで。

夜になって、降りは本格的になってきたが、カヌーに
そんなの関係ない
そんなの関係ない

そういえば、初めてのカヌー体験のとき、スコールのような雨が降った。
江戸川でのことだ。
橋脚に、身を寄せるように、雨宿りをした。

そのときは、スプレーをつけていなかった。

今夜は、今、はまっている、トリッキー・ウゥゥゥゥの練習だ。
漕いでいると、汗がふきでて、それを雨が洗い流してくれる。

晴天の夜空もいいが、雨の日は、霧に包まれて、幻想的な世界になる。

よく、

夜の川って、こわくないですか?

と、きかれる。

川自体の持つ、(しかも夜)物理的なこわさ
何かが出るかも知れない、という、心霊的なこわさ

どっちなのだろうか。
わたしは、いつも、前者だと思って、答えているが、もしかして、後者の場合も、あるのかも知れない。

霊感帯(霊感を感じる部分)の鈍い、わたしには、霊的な恐怖は、比較的少ない。怪異に、出くわしたこともない。
霊感の強い人に、京都の竹やぶで見た、稚児の幽霊が、あんたの息子に似ていた、と、言われたことはあるが・・・。
おれは、京都の稚児の幽霊のおとうさん、か?

練習が終わって、ボートをたてかけた、

そのとき
グォグォグォォォォ
という、異様な音が、聞こえた。

よおく見ると、ビニールシートで作ったタープにたまった水が、溢れ出して、置いてあるカヤックの上に、降り注いでいるのがわかった。
タープの水は、一定の時間で、溢れて落ちる。
「ししおどし」の原理だ。

着替えながら、思った。
誰もいないので、全裸で雨に打たれると、気ぃもちいいだろうなあ。

やってみようかなあ、
と、思ったが、そんな自分の姿を想像すると、霊的な世界を超越して、かなり恐ろしいものがあるので、やめた。

わたしって、結構、シャイなのドキドキ小だ。

杉ノ坊

戦国時代、紀州の根来には、根来衆と呼ばれる、戦闘集団がおり、根来寺を拠点に、活動をしていたが、その中心には、杉ノ坊こと、津田監物一族がいた。

根来衆は、日本では、最も早い時期に、鉄砲を量産し、武装した、傭兵集団であり、織田信長の天下統一に、おおいに貢献している。

が、しかし、秀吉には反抗し、ついに、秀吉は、紀州征伐に、10万の兵を差し向けるに至った。

根来衆は、到底、勝ち目がない、この大軍に対して、1歩も引かなかったが、不幸なことに、根来一の荒法師と言われた、的一坊が立てこもった、千石堀に、敵が放った火矢で火災が起き、『火薬庫に引火して大爆発を起こし、城兵千六百人が吹き飛んで落城した』という。

これにより、根来衆の敗色は、にわかに濃くなった。

根来寺の、杉ノ坊、津田監物はこの大軍を前に怖れる色もなく、より抜きの鉄炮衆五百で迎え撃った。

最後の最後まで根来衆を率いて秀吉勢に抵抗して悩ませた末、ついに天正十三(1585)年3月21日、その大軍の前に力尽きる。

スギちゃんは、その杉ノ坊こと、津田監物一族の、誰かの、生まれ変わりに違いない。
わしは、そう、にらんどる。

そんな経緯から、スギちゃんは、現在の、火消しVS炎の仕事を選んだのだ。
わしは、そう、思うちょる。

そのスギちゃんから、わたしは、パームのスプレーカバーを、安くで譲ってもらった。
残念ながら、ブルーのヘルメットを、超激安価格で譲ってくれた、み○ちゃんほど、太っ腹ではないものの、安い価格から、さらに1000円、安くしてくれたので、相当なものである。

そんなスギちゃんなので、おおいに、誉めちぎりたい。
だが、問題がひとつ、あった。

パームのスプレーは、愛艇A子ちゃんと、相性が良くないらしく、水がもれるのだ。

水がもれるスプレーは、水がかけないパドルや、ぶつけると、すぐ割れるヘルメットや、穴があいている、消火ホースと同じぐらい、役に立たない。

しかし、こんなやつでも、ダガー系や、リキロジ系のボートとは、仲良くやっているらしく、キャデ美なんかとの相性は、良いらしい。
むーかーつーくぅ

とは言え、スプレーのために、A子とわかれてハート割れ、キャデ美なんかと、つきあう気には、なれない。
やーるーせーなぃぃぃ

そんなわけで、スギちゃんを、賞賛したいのだが、肝心の、スプレーが、こんな、ていたらくなのだ。

そんな時、ひ○みつさんが、キングピンのコックピットの外枠(名称がわからん!!コーミング、だったっけ?)に、自転車のチューブを入れて、スプレーのゴムとの密着を良くしている、という話を聞き、みせてもらった。

なかなか、按配が良さそうだったので、ホームセンターに、チューブを見に行くと、670円だった。

これは、ひとつの賭けである。
670円あれば、スタ丼の店で、チャーシュー麺を食って、つりが来る。

しかし、わたしは、この賭けには乗らず、次の日、近所の自転車屋で、
「古いチューブを、安くでわけてもらえませんか」
と言うと
「横手にいっぱいあるから、どれでも、好きなだけ、持っていけ」

という、すばらしく、ありがたいお言葉。

さっそく、一本いただいて、試してみた。

       つづく・・・・・          

キティーちゃんの時計

御岳の発電所の駐車場は、川下りの出発地点としては、理想的な場所である。
かなりの台数の車を、駐車できるし、トイレもあるし、水道もある。

待ち合わせの時間としても、最適だ。

渋い、アンティーク調のトイレの、外壁に、時計が掛かっていた、
それが、なんとも場違いな、キティーちゃんの時計だった。

この時計との出会いは、カテゴリーアーカイブのキティーちゃん、という項目を、クリックして、読んで欲しい。

誰が掛けたのか?
という、謎をはらみつつも

音楽とともに、フラットスピンをはじめる、キティーちゃんは、今から、川下りに向かうときの、緊張を、程よくほぐしてくれる、一種、こころの拠り所になっていたのである。

それが、何週間か前に、

ない!

っと、気がついたのである。

撤収したのか、壊れたのか、盗まれたのか、らちられたのか・・・・。

ぽっかりと、こころに、虚無の風穴を開けたまま、河原に向かう、パドラーは、わたしだけではあるまい。

時計の復活を、願ってやまない。

偶然と必然

鼻のつけ根が、痛む。
打撲してから、もう、4日も経つのに、だ。

歴史の本を読んでいると、歴史というのは、偶然と必然が、複雑に絡み合って、構成されているものだと、つくづく感じる。
そうなることに、必然性があったにせよ、その結論に至るまで、いくもの、大小の偶然が、関与している。

信長、秀吉、家康が天下を取る過程で、どれだけの偶然があっただろうか。
それらの偶然の多くが、幸運、という形で、作用した結果の、天下だったのだ。
それは、あたかも、勝ち抜きジャンケン大会みたいなものだ。

武田信玄、上杉謙信、黒田如水・・・・。

あと一歩で、勝ち抜けなかったんだよね。
勝ち抜けなくても、名を残したところが、実力なんだよね。

信長
最後に、明智光秀に、負けちゃったよね。
「おまえ、今まで、ジャンケンやってこなかったじゃん」

て言っても、もう遅いね。
しかも、パーしか出せない状況を、狙われたんじゃあ・・・。

今週のはじめに、わたしは、必然的に川にいた。
幸いにして、わたしが川に行くことを阻止する偶然(目覚まし時計が飛んできて、頭頂を割る、等・・)がなかったからだ。

カヤックに乗って、スプレーカバーをはめようとしていると、そこに、偶然、アブがやってきた。
いや、
日焼けして、この黒さで河原にいれば、アブが来るのは、必然かもしれない。
それを、追い払おうと、パドルを振り回したら、偶然、シャフトが、鼻のつけ根を強打した。
いや、
パドルをぶんぶん振り回してたら、ぶつけるのは必然か?

そんなわけで、必然とも偶然ともつかない理由で、
今も、鼻のつけ根が痛い。







ナイクラ 8/22 2007

久々のナイトクラブ
なんと、11日ぶりだ。

先週は、連休で、ずっと、昼間に漕いでたからねドキドキ小

ええ気なもんやね
はい、ええ気なもんです

いつものように、河原におりる。
と、突然、閃光が・・・。

しゃ、写真週刊誌?

夜、秘かに、A子との逢瀬が・・・
スクープされたか???

でも

誰もおれのことを知らんのに
スクープして、どうなる

はい
賢明な読者の方は、閃光の正体を、知っているね。

そう
稲妻です。

ひさびさに、雨の中の、ナイト・クラブ

少しは、涼しい夜に、なりそうだ。
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