ついに8月も、今日でおしまい。
映画 『八月の濡れた砂』
と、初めて出会ったのは、関○大学二部の校庭の看板だった。
学生会館で上映するらしい。
若くてギラギラしていた、当時のオレは、その題名だけで、興奮してしまい、自主休講にしようか、本気で迷ってしまった。
八月の・・・濡れた・・・・砂・・か
結局、その時は、観なかったのだが、それから何年か経って、ビデオで観た。
夏の直射日光で強烈に日焼けした肌が汗にテカっている。そこに、粗塩まじりの砂をすりこむような、ギラギラしたヒリヒリした、けだるい、切ない、やるせない・・・映画だった。
監督 藤田敏八
主演 村野武範
ヨットの中で放心する主人公から、海原に浮かぶヨットへと切り替わり、映画はエンディングとなる。
石川セリの気だるい歌が、オーヴァーラップする。
「 私の海を まっ赤に染めて 夕日が血潮を 流しているの
あの夏の 光と影は どこへ行ってしまったの
悲しみさえも 焼きつくされた 私の夏は 明日もつづく 」
オレの夏は、どっかに行ってしまうの?
映画 『八月の濡れた砂』
と、初めて出会ったのは、関○大学二部の校庭の看板だった。
学生会館で上映するらしい。
若くてギラギラしていた、当時のオレは、その題名だけで、興奮してしまい、自主休講にしようか、本気で迷ってしまった。
八月の・・・濡れた・・・・砂・・か
結局、その時は、観なかったのだが、それから何年か経って、ビデオで観た。
夏の直射日光で強烈に日焼けした肌が汗にテカっている。そこに、粗塩まじりの砂をすりこむような、ギラギラしたヒリヒリした、けだるい、切ない、やるせない・・・映画だった。
監督 藤田敏八
主演 村野武範
ヨットの中で放心する主人公から、海原に浮かぶヨットへと切り替わり、映画はエンディングとなる。
石川セリの気だるい歌が、オーヴァーラップする。
「 私の海を まっ赤に染めて 夕日が血潮を 流しているの
あの夏の 光と影は どこへ行ってしまったの
悲しみさえも 焼きつくされた 私の夏は 明日もつづく 」
オレの夏は、どっかに行ってしまうの?