サイボーグへの道   

おやじカヤッカー サイヨバ  

2006年05月

スイヨバ(水死体って呼ばないで)

coyoのブログ゛からブログ・サーフィン(なんじゃそれ)しているうちに、いつの間にか、水泳世界に入り込んでしまった。
なんとなく、顔が分るような気がする、狭いカヌー世界に比べると、水泳世界は、不特定多数で取りとめのない、広範さがある。

そんな中で、趣味の水泳おやじ系を覗いて見た。
みんなすごく熱心で、結構ハードなメニューをこなしたりしている。
内容も、ストロークドリルから、スピード・プレイ、耐乳酸トレーニング、など、
そんなにやったら、身体に悪おまっせ、と、言いたくなるようなものまで、
まじめに、ストイックに、こなしてはる。

がんばっとくんなはれ。

オレのメニューなんて、ムチャクチャシンプルだ。

Swim  1 × 3000  Fr  

とか、
せいぜい複雑なメニューで

Swim  1 × 1000 Ba  
Swim  1 × 1000 Fr


ぐらいだ。

さて、水泳初心者のおじさんのブログの中で、

NHKの趣味悠々
『中高年のらくらくスイミング ゆったりきれいに気持ちよく』

という番組に触れていた。
ブログに寄せられたコメントなんかを見ても、概ね評判が良い。

講師の高橋○介さんは、
中○大学理工学部助教授。中○大学水泳部監督。日本水泳連盟競泳委員。日本体育協会公認水泳上級(マスター)コーチ。日本オリンピック委員会強化スタッフ。

と、輝かしい肩書きを持つ人である。
震災がきっかけで解散した競泳チームで、わたしが小学生でみていた選手のひとりが、この人の元で、世界選手権まで、出場している。
トップ・スイマーを担当するには、良いのだろう。

実は、あの番組を、ちらっと見て、サイヨメと爆笑していたのだ。

モデルの會田剛也さん、可哀そう悲しい

會田剛也さんは、中年の初心者代表として、レッスンを受ける役である。
それが、むちゃくちゃ、泣くつらそうなのだ。

高橋○介さんの態度にも、あせりが見えるように思える。

それにしても、今回思ったのは、ビート板の使い方だ。
よく、初心者に、ビート板を使わせるコーチがいるが、ビート板の上に、腕を置いて、身体をフラットにしてキックを打つのは、かなり泳げる人じゃないと、難しいんじゃないだろうか。
どうしても、上半身が浮いてしまい、逆に下半身が沈むので、そこで無理にキックを入れると、膝折れキックになってしまう。
実際、自分のレッスンで、実験してみると、やはり、ビート板を使いこなすこと自体が、年配の初心者には難しいことがわかった。

その上、番組では、『ズーマー』という、ひれの部分の短い、特殊なフィンを履かせていたのだ。
いくらズーマーでも、ただでさえビート板でバランスが悪い上に、使いこなせないだろう。
ビート板とズーマーという暴挙に、女房と、爆笑してしまったのだ。

あんさん。なんちゅうこと、させまんねん。

わたしなら、まず、ビート板を持たせないで、腕を身体の横につけ、気をつけ姿勢で、歩くようなペースでキックをさせる。
腕を前にするなら、伸ばさせない。
ひじを曲げさせる。
こうすると、身体がフラットになるので、足が沈むことはない。
そこで、からだのローリングを練習し、呼吸に結びつける。

無理なことは、何ひとつ、ないはずだ。
嗚呼っ會田さんみたいな人を、担当してみたいっ。

水泳、教えさせて。
會田さんみたいなあなた。
お金はいただくけど、成功報酬でいいよ。

ま、わたしが見たのは、始まって二回目か三回目ぐらいであり、全八回が終わる頃には、バリバリ泳いでいるかも知れないね。
がんばって拍手會田さん。

でも、高橋○介さん
トップ・スイマーを育てるには、良いコーチだと思う、よ。

奥多摩カップ

いよいよ、奥多摩カップ。
もう、エントリーしましたか?

奥多摩カップは、入賞賞品冠がすばらしい、のみならず、
5位10位15位に賞品{リボン}とか、
抽選会鐘とか、
お昼のカレーとか、

エントリー代が決して勿体無いとは思わない、粋な計らいで満載クラッカーである。
金だけとって、中止になりました、でも返しません。みたいな、切ない大会運営とは、一線を画するドキドキ大で満ち溢れている。

僕がこの大会をこんなに賞賛するのは、別に僕が

ロデオ部門の金銀銅冠すべて制覇しました。

という理由からでは、決して、ない。

ロデオ部門の金銀銅冠すべて制覇した。

のは、確かにうれしいことなのだが、

ロデオ部門の金銀銅冠すべて制覇した。

こと以上にうれしいのは、その、手作りの、心のこもった、運営姿勢なのである。

さて、そんなわけで、僕たち(サイヨバとガチ)は、OC2部門にエントリーする。

OC2部門の制覇冠

なーんて、だいそれたことは、これっぽちも考えてないですよ。
でも、そうなるとうれしいなあって、
そう思って、
がんばろうっと。キラキラ

ところで、ガチもサイヨバも、そしてオサムーチョもいない今年は、ロデオ部門、チャンスなので、せいぜいがんばりたまえ。カエル

あっ

でも、
金八先生に気をつけろ!宇宙人

まじかよ

この間、テレビで、好きな世界の偉人ランキング、をやっていた。

一位が、織田信長だった。

本気か?
本気で、数万人単位のホロコーストを平然とやってのける人間を、好きか?

もし、おれが同時代の人間だったら、絶対に近づきたくないなあ。
敵としても、味方としても。
ポルポトに近づきたくないのと同じようなものだ。

ところで、黒澤明の『影武者』で、隆大介が演じた信長は、すごくよかった。
何が良いか、というと、

ああ、こいつなら平気で大量虐殺をやってのけそうだなあ、

と思わせる凄みを漂わせていたからだ。

おれの中では、『ブラック・レイン』の松田優作と、双璧だね。

なんやぁ、好きなんや。織田・・・。

いやいやいや

織田が好きなわけではない。
キャラとしては面白いけどね。

よく、経済雑誌なんかで、戦国武将に学ぶ、経営者の心得、みたいなのをやっているが、織田信長タイプの経営者だと、次のような姿ではないか。

ライバルをすべて追い落とした独裁者で、敵対するものには容赦がない。
ゆえに、取り巻きはすべて、イエスマン。
特に、冬の寒い時期に、社長室のスリッパを、ふところで暖めておく羽柴くんは、お気に入り。

このたび、三千人の従業員を、ばっさりと解雇し、批判の矢面に立ったが、著しい経営実績をあげ、誰も文句は言わせなかった。

ライバル会社を次々と買収。
そのために手段を選ばず、旧経営陣は、ことごとく粛清。
織田社長の行く手には、路頭に迷う管理職の山が築かれる。

しかし、内部の不満分子(そんなそぶりは、まったく見せなかったが・・・)明智部長の凶刃に倒れる。

「やっぱ、殺るしかないでしょ」 明智部長談

好きか?
信長・・・。困った

おやじカヤッカーへの道

40代以降は、筋力、持久力、心肺機能が、次第に低下していくのだそうだ。
オレは今、25歳なのだが、フリースタイル・カヤックののパフォーマンスは、40歳の時より向上している。

カート・ホィール
スプリット・ホィール
バウ・ステーション
スターン・ステーション
ループ
などなど


その時には、できなかった。
当たり前である。
やってなかったんだもんもんもんもんもん・・・。

34歳の頃は、まっすぐ進むことさえ、ままならんかったのだ。
当たり前である。
その頃、カヌーをはじめたんだもんもんもんもんもん・・・。

今現在、まだまだできない事が、いっぱいある。
ということは、まだまだ、うまくなれる、ということだ。

でも、筋力は低下するでしょう?

限界まで鍛え上げた筋肉をさらに向上させるのは、ドーピングでもしない限り困難だ。
しかも、加齢による体力低下もある。

だが、できない事をやる、ということは、今まで使わなかった筋肉を使う、ということだ。
使っていない筋肉を鍛えることは、そう難しいことではない。

その筋肉が、鍛えつくして頭うちすれば、また違う筋肉を開拓すればよい。
それには、どうすればいいか?
答えは簡単

新しい技を練習すればいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃ。

注:筋肉は、主動筋、協働筋、拮抗筋が、さまざまな絡みで動いているので、完全に別の筋肉というわけではない


おやじカヤッカーのみなさん
がんばりましょうドキドキ大

考えちゃうね~

笑学生にっこりさんのブログを読んで、思った。

へ~、5月3日って、憲法記念日なんやあ。

また、ゴミの日だと思っていた。
いやぁ、勉強になるなあ。

今、猪瀬直樹の『黒船の世紀』という本を、読んでいる。
分厚い本なので、まだ、半分もいってないんであるが・・・。
黒船、つまり、アメリカの外圧によって、半強制的に開国した日本が、列強に追いつけ追い越せ、と、必死になる。
日本が、アメリカという外圧に対し、どのように反応し、どのような経過で戦争に至るか、そんなことが、細かく検証されている。
全部読んでないので、最後はどんな論点に着地するのか、まだわからない。

日本という国は、開国以来

劣等感を抱き  不平等条約
劣等感の克服に躍起になり。  富国強兵
優位性(劣等感の裏返しである)に気が大きくなり。  日清・日露戦争の勝利
破滅へと至る  太平洋戦争

大雑把にいうと、こんな、経緯をたどる。
この優位性、というのが、かなりのクセモノである。

日露戦争に勝利しながらも、海軍では、アメリカとの海戦に対して負けると、冷静に、シュミレーションしている。
しかし、すでに、このぐらいの時期から、物量のハンディーは、精神的な質の高さ(つまり、武士道)でカバーする、といったメンタリティーが、生まれている。
このメンタリティーが、後に、どんな結果を導いたかは、周知のとおりだ。

では、現在は・・・。
政治的後進国といわれ、アメリカに対し、頭が上がらない、今は・・・。

日本人としての誇りを云々・・・とうたわれて出版される、昨今の書物をひもとく時に、猪瀬の本も合わせて読んでみると、面白いと思う。





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