国立駅前の大学通りは、今、桜が満開だ。
いいもんだな、とは思う。
しかし、疲れることもある。

街路に延々と連なる桜並木を見ていると、それを植えた人の、意志を感じる。
駅前を桜の花で埋め尽くしたい、という、執念、というか。

たぶん、そんな意志の圧迫が、田舎に住む、わたしを疲れさせるのかも知れない。

今日、国立の景観で、問題になったマンションの上部を、取り壊すの、取り壊さないの、で、上訴審の判決が出たそうだ。
結局は、最初の、取り壊す、という判決が、覆されたようだ。

反対を押し切って、どでかいマンションを、建てる側
反対運動を起こす側

どちらからも、つよい意志が、伝わってくる。

意志、と言えば

トロイの遺跡を発掘する、という、強烈な意志の元に、発掘を敢行したシュリーマンは、ついに、発掘に成功するまでに、その上に、何層かに渡って埋まっていた遺跡を破壊してしまったそうだ。

執念で、難波宮を発掘した、山根徳太郎、という人も、難波宮の遺構を掘り出すまでに、その上の石山本願寺、さらにその上の、秀吉時代の大坂城の遺構を破壊した、という。

浪速のシュリーマン、と、言われるゆえんか・・・。

この間、テレビのニュースで、どこかの市で管理する遺跡の一部を壊して、無断で桜を植えた、という、職員が、処罰されていた。
城跡の石垣なんかが、破壊されたらしい。


自然を破壊して、巨大なダムを造る。
ダムを破壊して、川の自然を復活する。

意志を貫くためには、何らかの破壊が伴うようだ。

とまあ、そんなことを、とめどとなく考える、意志薄弱の権化であるわたしであった。

先日、目玉のおやじを、いただいたばかり（しかも、二個）なのに、また、もらってしまった、ばかりなのに、またまたもらってしまった。

まさに、目玉のおやじ祭り!!

しかも、今回、目玉おやじを持ってきていただいたのは、あの、今話題の、例の、噂の・・・。

ＭＣ　きた○ら様

MC様というのは、去年の暮れに、突然、WNのメンバーである、き○はらさん、の頭上に降臨された、神様である。
この神様は、きたは○さんの後頭部に、ミステリー・サークルという形で、刻印を残していかれたのである。
その筋に詳しい方の意見によると、これは、何らかのメッセージである、とのことである。

現在は、

漕ぎがたりん!

ということではないか、というのが、定説になっている。
これは、おそらく、○たはらさん本人も認めるところ、ではないだろうか。
どうやら、仕事が忙しく、漕ぎが足りなくなったら、警鐘として現れるサインらしい。

今回は温泉限定
茶碗風呂系の物件である。

この形式の物件は、他に、

信州そば
さぬきうどん
富士山限定

というバージョンが、わたしのコレクションの中では、確認できるのであるが、地域限定、ではなく、温泉という、ひとつのテーマ限定というところが、異色である。

ところが、である。
この、茶碗風呂系をよく観察してみると、どれも、目玉のおやじが、同じなのだ。

量産型　目玉おやじじゃぁ!!

しかも、茶碗の形状、欠け具合が非常に似ている。
塗装の仕上げが違うだけである。
ということは、同じ型を使っているのかも知れない。

信州そば、さぬきうどん、富士山限定、仕様は違うが原型は一緒
みーんな　兄弟
ブラザー茶碗

さらに
製造元　　エス・アンド・エス
発売元　オンリーワン

と、出身も同じである。

ちなみに、他のコスプレ系やしがみつき系目玉おやじの発売元は、　
株式会社　藤二誠
や株式会社　ヤマモト

だったりするのだ。
得意分野があるのだろうか。

茶碗ならエス・アンド・エスの「茶紳さん」
コスプレなら藤二誠の「かた源こと、片山源蔵」の右に出るもんは、いねえ。

目玉のおやじ
型づくりの世界

型匠

とか呼ばれていたりして・・・。
口癖は

「まあ見とれや。
きっちりと型にはめたるさかい」

だったりして・・・。

先日、目玉のおやじを、いただいたばかり（しかも、二個）なのに、また、もらってしまった。
インストラクターの○斐さんからだ。
栃木県限定
ぎょうざバージョンだ

○斐さんは、わたしが、監視をしている時間に、シェイプアップ・アクアというプログラムを担当している。
時々、こちらの方に、ふって来るので、リアクションに困ることがある。
しかし、そこは、客商売である。
なんとか合わせて、ヒューヒューやっているわけだ。
その刹那、わたしは、(水中)エアロのおにいさん!!←おっさんやんけ

おとうさん。ぎょうざの中に埋もれて、何やってるんですか?
あっ、さては、おまえは、妖怪ぎょうざ入道!!
おとうさんを食べようとしてるんだなぁ
よーし、髪の毛ばりだ。
ヒュンヒュンヒュン

うひゃひゃひょっっっっ
何をするんじゃ、鬼太郎。
っっつーか、この辺、お決まりのパターンになってきたのう。
よよよよよよよよよ(涙にくれる)

これはのう
ぎょうざ風呂じゃっ

はあっ? ←鬼太郎のセリフ

この、ひき肉のねばりとぬくさ
たまねぎのなめらかさ
にらとにんにくの刺激
どれもたまらん!!
しかも、パリパリのぎょうざの皮が、体温を保ってくれるんじゃ。
腹が減ったら食えるしのう。

もう、やみつきじゃあ

おとうさん
あんた、ついに、中華材料になったんですか
フライパンに乗せたるぅぅぅぅぅ!!!

うわっ、やめれやめれっ

鬼太郎ちゃーん。
焼けたらおれにも、食わしてくれよな。ムフフフフフフフ←初登場　ビビビのねずみ男　

実は、○斐さんからもらうのは、二回目で、前回は一月頃、スノボー・バージョンをもらった。
その際、栃木県の宇都宮でゲットした、という前情報のメールに、わたしの、脳細胞(筋肉じゃないよ)が、うずき始めた。
「ぎょうざバージョン」に違いない。

いや、ぎょうざしかない。
ぎょうざだよねえっ、ゆ○なちゃん!!!

と、わたしは、帰りの電車の中で、叫んでいたのだ。←もちろん心の中で・・・。

しかし、それが、はずれてしまった。
もらってうれしい気持ち(スノボー・バージョン)と、どこか悔しい気持ち、忸怩たる思い、を察してくれていたのだろう。

今度こそ、ぎょうざバージョンなのである。

ありがとう
○斐さん!!!

せっかく、ブログネタにしたので、読んでね

「みやげがあるぜ。楽しみにしときな」

ガチ・エージから、メールがきた。

みやげ？
くだらねえもんだったら、捨てるぜ、ガチ
と思い、ＷＮの小屋に立ち寄った。

うっ！
こ、この包みは・・・。

そう、そのとおりじゃ鬼太郎！
よくわかりおったのう。

しかも、ふたつもあるじゃないですか。おとうさん！！

包みのひとつには、「ガチ」と明記してある。
ＩＺＵ　ＳＨＩＭＯＤＡ　ということは、伊豆でのカヤック・サーフィンの帰りに手に入れたと推理できる。

ふるえる手で、中身を取り出すと、

めだまのおやじと、サーフボードやあっ
いやっ、違う！！
ペナントに扮した一反もめんじゃあっ！

うれしいじゃないですか。おとうさん。

ガチ・エージは、最近メキメキと腕をあげているパト゜ラーだ。
昨年のオーシャン・ロデオで、惜しくもメダルは逃したものの、みごと四位入賞を果たしている。

一方、わたくしサイヨバは、予選落ちしたものの、みごと、抽選会で、半袖のマーシャスをゲットしている。

勝負に敗れて、運に勝った
というところでしょうか。

そして、今年のガチ・エージは、青梅カヌーマラソン　ＯＣ2部門で

みごと、金メダルに輝いた

ＯＣ2は、息の合った、コンビネーションか必要だ。
そして、この時、後で舵を取りつつ、鬼漕ぎをもこなす、という、大役を果たしたのは

このわしや！

うっ、いかんいかん・・・、
思わず、自分をほめてあげてしまった。

もうひとつの包みには、ＶＥＮ
と、書いてある。
あ、ＶＥＮちゃんも伊豆に行ったんだぁ。
う～～～～～～～ん　ガチとＶＥＮちゃん　あーやしいぞお

こちらの方は、みかんをかぶった目玉のおやじだ。

かーわいいぞぉ

ぎゅっと搾ると、柑橘系の涙が出そうだ。
ビタミンＣが豊富なんですよね。おとうさん
いてて、鬼太郎ぅぅぅ、なにをするんじゃ。頭をしぼるんじゃあないっ。

ＶＥＮちゃん、こと、ほそか○さん、と言えば、昨年の出来事を思い出す。

われわれ位の世代だと、マスクというのは、つっぱりのトレードマークみたいなもんであった。
マスクをつけた、おやじが、外車から出てきてすごんできたら
とりあえず、あやまっとかんと　やばいで。

と、まじで思ったもんや。

去年、スーパー「たいらや」かドラッグ・ショップ「バイゴー」の駐車場で、そのようなシチュエーションが実現した。
どこかのおっちゃんが、駐車場の入り口で、もたもたしていると、うしろで外車が停まって、中からマスクをつけた恰幅のよい中年男性が現れ、

「どこに車、停めてんだぁこのやろぉぉぉ」
とすごんだ。

かなり緊張するシーンである。
この外車が、真っ赤なアルファロメオ
で、中からでてきた、マスクをつけたおやじのマスクに、バカボンのパパの鼻とひげと口が、マジックで描いてなければ・・・・・。

おっちゃん、不覚にも、笑ってしまった。

言うまでもなく、外車からでてきた、マスクをつけた恰幅のよい中年男性がほそか○さんだったのだ。

それにしても、ほそか○さんも、カヤックでサーフィンができる程、上達したわけだ。
これも、会社をさ・・・・・・、あ、ブログは公的なものなので、うかつな事を書き込むと、いかんのであった。
しかし、御岳のダウンリバーで、一番おいしいところを、ことごとく、泳いで下った、ほそか○さんも、今なら、目をふさいででも、くだれるんじぁないだろうか。

つながり目玉の「ピストルのおまわりさん」のマスクを作りますので、今度、それを目につけて、下ってみてください。

この間、静岡に行った折に、久しぶりに会った友人のＦさんと、話し込んだ。
ガタイのごっつい、おやじがふたり、ラーメンの幸楽苑で二時間半、デニーズで、ケーキセットとチョコサンデーを前に二時間半・・・・。双方の店員もさぞやあきれただろう。

Ｆさんは、これが同じ人間の頭か、と思えるぐらいの頭脳の持ち主で、守備範囲も、運動生理学、流体力学、心理学、哲学・・・、と、幅広い。

で、この日は、ものの見方、という話題が出た。

まずは、主観で見る、というのがあり
次に、客観的に見る、
それらを、少し大きな視野、俯瞰で見て
さらに、その回りの環境をひっくるめた、鳥瞰でみる。
さらに、宇宙規模で静観する。
それで終わりかと思いきや、もうひとつ、達観というのがあって、主観から静観までをすべて網羅する、ものの見方、であるらしい。

まさにカンカン祭り
しかし、ここまですべてが見えてしまうと、己が限界まで見えてしまい、諦観するしかないのかなあ、と、オチをつけてしまう。

しかし、身近な例をあげると、例えば、カヤックでホールを攻めている自分がいる。
カート・ホイールをするのに、最初、バウを差す位置を見る。
この時、狭い範囲での流れしか見ていなかったりする。
しかし、余裕が出来ると、ホールの中の自分の位置関係を、体感的に感じられる様になってくる。
そうすると、まわりの風景までが、見えるようになってくる。

さらに、なぜ自分がこんなところでカヤックをプレイしているのか。
自分を遊ばせてくれる、この川は、一体、どのような歴史を持っているのか。
果ては、自分を、週末、のほほんと遊ばせてくれる、政治的、社会的環境とは、いかなるものなのか。
そして・・・・・。

うっ、頭痛が・・・・。

してみると、オレなんかは、せいぜい、客観、ぐらいのレベルかなぁ。
というより、それぞれの動作局面における筋肉の動きなんかを、ミクロ的に、感じて、考えてしまう。