矢野顕子のライブに行った。
あ、ちょっと前の話なんですがね。
実を言うと、矢野顕子というと、『春咲小紅』しか知らない。
ほーら春咲き神戸にぃ
ミニミニ ミニ着てぇね
というフレーズが、頭の中でぐるぐるくりかえされるので、ちょっとぉにがてだなぁ
で、
わたしにとって、この夜の主役はやはり、ベースのアンソニー・ジャクソンだ。
と、偉そうに書いているが、最近までは、名前すら知らなかったのである。
ここのところはリベン痔便ちゃんの教育の賜物なのである。
便ちゃんにしても、最近までは、エリック・ジャクソンを知らなかったので、ま、お互い様ということで・・・。
前回アンソニーを聴いた時は、ウエイン・クランツ(G) クリフ・アーモンド(DS)との丁々発止のやりとりと、一体どこに展開していくかわからない変調の嵐に、あれよあれよと時間が過ぎてしまった。
今回は歌伴かあ、と思いきや、矢野顕子、アンソニー・ジャクソン、クリフ・アーモンド三位一体のライブであった。
実は最初、矢野顕子の歌が邪魔だったのだ。
ごめんね、顕子
しかし、やがて三者の音がとけあって、心地よいグルーヴを生み始めた。
ここで、アンソニーの役割の大きさに、はたと気づく。
ベースラインをキープする、のは当然。曲の環境づくりをも一手に引き受けてたんだ、このおっちゃんは!!!
1フレーズ、そして1音1音に至るまでを、すごく大事にしている。
なんでそんなことがわかるかというと、
1フレーズ1音1音、百面相みたいに顔が変わるんじゃー! このおっちゃんは!!!
特に、ドラムスのクリフに合図を送る時の、切羽詰った、切ない、甘酸っぱい表情は忘れられない。
『わし、ここまでがんばってんでぇ! たのむで! ここでへたうったらぶちこわしやさかいな、あんじょうやったってんかぁぁぁぁぁぁぁ』
というアンソニーの心の声が(ただし英語) 聴こえてくるかのようだった。
また、一段と、アンソニーが好きになった。
あ、ちょっと前の話なんですがね。
実を言うと、矢野顕子というと、『春咲小紅』しか知らない。
ほーら春咲き神戸にぃ
ミニミニ ミニ着てぇね
というフレーズが、頭の中でぐるぐるくりかえされるので、ちょっとぉにがてだなぁ
で、
わたしにとって、この夜の主役はやはり、ベースのアンソニー・ジャクソンだ。
と、偉そうに書いているが、最近までは、名前すら知らなかったのである。
ここのところはリベン痔便ちゃんの教育の賜物なのである。
便ちゃんにしても、最近までは、エリック・ジャクソンを知らなかったので、ま、お互い様ということで・・・。
前回アンソニーを聴いた時は、ウエイン・クランツ(G) クリフ・アーモンド(DS)との丁々発止のやりとりと、一体どこに展開していくかわからない変調の嵐に、あれよあれよと時間が過ぎてしまった。
今回は歌伴かあ、と思いきや、矢野顕子、アンソニー・ジャクソン、クリフ・アーモンド三位一体のライブであった。
実は最初、矢野顕子の歌が邪魔だったのだ。
ごめんね、顕子
しかし、やがて三者の音がとけあって、心地よいグルーヴを生み始めた。
ここで、アンソニーの役割の大きさに、はたと気づく。
ベースラインをキープする、のは当然。曲の環境づくりをも一手に引き受けてたんだ、このおっちゃんは!!!
1フレーズ、そして1音1音に至るまでを、すごく大事にしている。
なんでそんなことがわかるかというと、
1フレーズ1音1音、百面相みたいに顔が変わるんじゃー! このおっちゃんは!!!
特に、ドラムスのクリフに合図を送る時の、切羽詰った、切ない、甘酸っぱい表情は忘れられない。
『わし、ここまでがんばってんでぇ! たのむで! ここでへたうったらぶちこわしやさかいな、あんじょうやったってんかぁぁぁぁぁぁぁ』
というアンソニーの心の声が(ただし英語) 聴こえてくるかのようだった。
また、一段と、アンソニーが好きになった。