『ハプスブルクをつくった男』      菊池良生

『ハプスブルク帝国の基礎を わずか7年で築き上げた「建設公」ルドルフの激烈な生涯』

という内容の この本を読んでいる時 ちょうど 巷では 消費税の増税について喧喧囂囂の大騒ぎだ

1361年 ルドルフ4世は 国王の特権である 貨幣改鋳権を放棄する代わりに オーストリアで販売されるアルコールに 一割の消費税を課す とした 

これは 階層の区別なく 歓迎されたという

要するに 

消費税を課しますよ その代わり わたしが持っている利権の一部を 手放しましょう

と こういうことだ

帝国の基礎を 築き上げた人間は 国の基盤を揺るがす奴らとは 根回しの巧妙さからして 違うなぁ 

増税は やむをえないとして せめて 税金を貪る利権体質に 天誅を加えて 国民の溜飲を下げてからやりゃあいいのに

利権体質に どっぷりはまっているから できないんだろうけど と 素人目には 思ってしまうわな 



それはそうと 今思うと 鳩山が

CO2を 25% 削減します 

と言った続きには

だから クリーンエネルギーである 原発を推進します

と 来るんだろうな