中央線で 車両の横のボタンを 押そうとするやつ
それは たぶん 青梅線から来たやつだ
それはそうと 7月から 青梅線全線が ドアの開閉をボタンで押してやることになり どうも いまだにこのシステムに馴染めないでいる
最前列にいても ボタンを押すことを忘れて いつも 他の人に押されてくやしい思いをする
これは 絶対正解だと自信のある クイズの答えを 誰かが先にボタンを押して 答えを言ってしまった時の悔しさに等しい
オーメン(誇り高い青梅の男性)たるもの ドアの出入りぐらいは 自分の手でボタンを押して 行いたいものである
そんなわけで この間 電車から降りる際に 一番ドアに近い場所にいたわたしは 電車がホームに入って停車するや否や 裂帛の気合を込め
あたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた
と ボタンを連打した
ところが ボタンにランプが灯っていない間は ボタンを押しても ドアが開かないのである
満を持して 秘孔を突きまくったかに思えたわたしの連打は すべて 徒労に終わった
が しかし このような 貴重な経験の積み重ねが 一人前のオーメンを 産み出すのだと悟る
夏の夜の 切ない思い出である
それは たぶん 青梅線から来たやつだ
それはそうと 7月から 青梅線全線が ドアの開閉をボタンで押してやることになり どうも いまだにこのシステムに馴染めないでいる
最前列にいても ボタンを押すことを忘れて いつも 他の人に押されてくやしい思いをする
これは 絶対正解だと自信のある クイズの答えを 誰かが先にボタンを押して 答えを言ってしまった時の悔しさに等しい
オーメン(誇り高い青梅の男性)たるもの ドアの出入りぐらいは 自分の手でボタンを押して 行いたいものである
そんなわけで この間 電車から降りる際に 一番ドアに近い場所にいたわたしは 電車がホームに入って停車するや否や 裂帛の気合を込め
あたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた
と ボタンを連打した
ところが ボタンにランプが灯っていない間は ボタンを押しても ドアが開かないのである
満を持して 秘孔を突きまくったかに思えたわたしの連打は すべて 徒労に終わった
が しかし このような 貴重な経験の積み重ねが 一人前のオーメンを 産み出すのだと悟る
夏の夜の 切ない思い出である