『竹におもう』 陳瞬臣

陳瞬臣の小説、エッセイを、たくさん、買いだめしたので、しばらく、この人の本を、読むことが、多くなるだろう

この本は、エッセイ集で、様々な雑誌や新聞に掲載されたものを、集めたらしく、一貫性がなく、いろいろな事に、触れている

文庫の裏表紙に

人事から動植物までの森羅万象に悠久の文化の根をたずねる好エッセイ集。

と、書いてあり、まあ、そのまま・・・という感じだ

この人は、出身は神戸だということで、その話題に触れるときは、やはり、うれしくなってしまう

国籍は日本だということだが、この人が、中国人だと感じるのは、自転車意外は、なんでも食う、とかいう中国人の、胃袋の強靭さ、を、そのまま、知識に置き換えたような、ようするに、知識の胃袋のでかさを、本を読んでいて感じる瞬間だ