俺の目が、誤魔化せるとでも思っているのか!!
その時、わたしは、『逆鱗にふれモード』になりかけいてた。

スーパーの半額コーナーで、じゃがいもを買った。
100円が50円だ。

ところが、若いコギャル風、レジのねえちゃんが、それを100円で打ち込んでいた。
ベテラン主夫のわたしは、目ざとく、それを発見した。

レジのねえちゃんは、レジ打ちに忙しい。
クレームをつけるにも、他の客の、白眼視に、さらされなければならない。

店長を呼べ!!!

と叫ぼうと思ったが、パンチパーマでこわもての、身長190センチ体重130キロの店長が、もし出てきて、

わしらに、なんぞ落ち度でも、ありますんかい

と、凄まれても困っちゃうのだ。

そこで、人の良さそうな、若いおねえちゃんの店員を呼んで

こっるぁぁぁぁ!! このイモ 半額とちゃうんかい えっ
レシート 100円になっとるやないか こらっ えっ

と泣くほど どやしつけたろうと思って、ぽんぽーん とゆーたった。

「あのぅ・・・これ、たぶん半額や思うんですぅぅ」

この剣幕におされたのか 人の良さそうな ねえちゃんは やはり、人が良いみたいで、すごおく恐縮して、50円を返してくれた。

今回だけは、かんべんしてやるさかい と思い

「あ・・・どうもドキドキ小

と言い放つ。

やはり、主夫
毅然たる態度で、ゆわなあかんことは、ゆわなあかんな