今日は、ビーチ・ボールを使った。
股のところに、ふくらませたのを入れておいて、スプレー・カバーでふさぐ。
そうすると、スプレーの表面に、こんもりとした、盛り上がりが、できる。

これによって、水圧で、スプレーが押されて、表面がへこむ、なんてことが、防げる。
その結果、コックピット内の、ボリュームが、維持でき、浮力で、ボートが飛びやすくなる。
さらに、スプレーの中に、水が入ってきにくくなる。

スラスターの代用なのだが、自分としては、これで、じゅうぶんだ。

と、思ったが、ボールの下に、何か、台座を入れておいた方が、良いみたいだ。

何度か、バウステをやっているうちに、水圧でおされて、表面のもっこりが、なくなってしまうのだ。

で、今まで、なぜ、こういうことを、やらなかったか、というと、理由が、みっつある。

 1. ループを、習得するにあたって、高さを求める前に、まず、低い軌道でも、確実に、ループになるようにする。

 2. あえて、小さい浮力から、大きい浮力に、段階的に、増やしていくことにより、次第に、快適な状態に、もっていけるから。

 3. めんどくさかったから・・・

ボールを入れることで、浮力によって、沈めたボートのとびあがりが、スムーズになり、かえって、コントロールが、しやすくなった。

さて、ここのところ、ニューボートが、次々と入荷して、皆さん、フィッティングに、余念がない。

わたしのフィッティングは、かなり、ルーズだ。

足の部分には、ビート板をカットしたものを入れているが、固定しておらず、カットも、かなりいい加減だ。シートの下にも、ビート板を、丸ごと、置いてあるが、シートから、前の方に、はみ出してしまう。

こんな、ルーズな状態に、フィッティングするには、理由が、みっつ、ある。

1. 最初から、ギチギチにフィッティングしてしまうと、長時間のると、体が、固定されすぎ、エコノミー・シンドロームに近いような状態になる。
それが、腰痛とうの原因に、近い将来、なるに違いない。

2. ルーズな状態から、試行錯誤を繰り返しつつ、最良な状態へと調整する。次第に、快適な状態に、もっていけるのだ。

3. めんどーくさいから・・・

いろいろ、それらしい理由を、つけたりするのだが、一番有力な理由は、やはり、3.だろう。

なぜなら、いまだに、ルーズなままですから・・・