クリームのような夜霧のたちこめる、今夜の神代橋の下。

いつものように、右のカート観覧車から練習をはじめ、

左右のスプリット
スターン・スクリュー
複合技

を練習。

興が乗り、ループなんぞを、バコンバコンッと練習する。

オレのループは、あまり、バインバインを使わず、低い軌道で飛ぶせいか、音がでかい。
奥多摩仙人のい○やんの言うには、花火みたいな音だ、ということだ。

夜霧の中、ループを練習していると、橋の上の明かりが、いつになく、明るい。
中島らものエッセイに、ひくりさまこと、ペヨーテサボテンを食べたところ、が異常に鋭くなった、というのがあった。


さては、昼に喰った、松屋のチキンカレー、290円、クイックメニューの中に、ひくりさまが入っておじゃったか? ←んなわきゃにゃあじゃろ

不穏な光!キラキラ

橋の上から、誰かが、こっちを照らしている!!!宇宙人

おれは、とっさに、岩の影に身を潜めた。

秘密警察か?
普通の警察でもなさそうだ。

別に、いけない事をしているわけではないが、いけてるわけでもない。

その光の主電球が、橋の上から立ち去るのを、ひっそりと、息を潜めて待ち、こそこそと水から上がる、今夜のサイヨバであった。