子供の頃、といっても、小学4年生ぐらいの頃だが、任侠モノの唄が好きだった。
「花と龍」「東京流れ者」「流転」「唐獅子牡丹」そして「網走番外地」

辺見まりの「経験」ぐらい、よく聴いたものだ。
といっても、これは、うちの親父が、8トラックで、よく、かけていたからなのだが・・・。

  春に 春に追われし 花も散る
  酒(きす)ひけ酒ひけ 酒暮(きすぐ)れて
  どうせ俺らの 行く先は
  その名も 網走番外地


新宿をショバにしている、みっちゃんが、網走から、帰ってきた。
そして、ブラッと、わたしの職場に現われ、みやげを置いていった。
残念なことに、わたしは、その時、直接会うことができなかった。
みっちゃん、というと、バリのいやげ(もらっても、ちっともうれしくないみやげ)として、猿の写真のステッカーサルをくれたのだった。
それを、いやいやながら、ヘルメットに貼り付け、どうせすぐはがれるやろ、と思って、たかをくくっていたら、一年ぐらい立つのに、まだ、わたしのメットに居座ってやがるのだ。
流石は、いやげ!

しかし、今回は、いやげではなく、ちょっとうれしいみやげ・・・。

網走のねずみ男だ。

ありがとうドキドキ大みっちゃん