瑞々しい新緑も色濃くなり、初夏の息吹を感じさせる候となりました。
生命力を感じさせる緑の中にあって、咲き誇る美しい花は、可憐ではありますが、どこか儚いものがございます。
皆様、いかがおすごしでしょうか。

美しい花には、毒がある。

これは、別に、美しい女性に対する比喩で言っているわけではありません。

『毒草を食べてみた』  植松 黎  文藝出版

という本を読むと

え、おまえもかぁ

と、綺麗な花に詰め寄りたくなる事柄が、目白押しなのです。

そこで、春の花で←もう初夏なんでしょうけど どのような毒を持つのかを紹介したいと思います。

これを参考に、一度試しに、食してみられては・・・。
きっと、痺れるような感覚を楽しめますぞぉぉぉぉ←熊倉一雄風に読んでください。

PS 花言葉も添えておきます。ドキドキ小

スイートピー
微妙/青春の喜び/門出

『頚椎マヒにかかって骨に異常をきたすのだという。
脚がマヒしてひざが曲がらなくなるため、カタカタとボウのうにしか歩けなくなる』

微妙である。

スイセン
自己愛/うぬぼれ/愛をもう一度

『スイセンの毒成分であるリコリンとシュウ酸カルシウムは、口にすると吐き気を催すだけでなく、葉や花を切ったりしたときに汁がつけば、ジンマシンのようなヒフ炎をおこすことがある。
しかし、どういうわけかヒフ炎をおこすのはいつもフサザキスイセンで・・・』

もう君を愛せない。

スズラン
幸福が訪れる/繊細

『はじめは激しい胃の痛みに襲われ、吐いたり、よだれを流したり、頭痛などを起こす。そして、量が多かったり、体力が弱っていたりすると、次第に身体が冷たくなり、不整脈をおこして、ついには心臓が止まるというのである』

幸福って、こーゆーこと、ですかあ

アイリス
あなたを大切にします/消息

『アイリスの根をかじると・・・ほんのひとかみで喉がヒリヒリとし、やがて我慢できないほどの焼つくような痛みにおそわれる。花びらも、はじめはかすかに苦いだけだが、やがてピリピリと唇がしびれてくる』

お大事に・・・